なぜカルトの闇についての情報発信をするのか?~元エホバの証人2世さまからの質問~

YouTube視聴者さまよりこのような質問を頂きました。


「~略~

ネットサーフィンで偶然見つけてしまいました。しかも全部見てしまいました。

こんなものを流さないでください。
折角10年かけて忘れかけてきたのに。思いだしたくなかった。
もう全部忘れて普通になりたいのに、なんで思い出させるのでしょう。

発言については、全部その通りで、後ろに下げられた机の片隅で見ているだけの七夕会クリスマス会誕生会の時の私への視線も、体育館の端っこのにおいも、いじめにならない程度のクラスメイトからの拒否感も、尻への鞭も、全部わかります。

一番共感したのが、先生に証言するタイミングを逃して神輿を担いで祭りに参加した男子生徒です。罪悪感と恐怖でいっぱいだったでしょう。

涙が止まりません。

~略~

この動画を見て、救われる人と思い出して苦しくなる人、どっちが多いと思いますか。

にゃんかさん、どうしてこんなことをしているのですか?

私はどうしたらいいのでしょう。頑張ったのに。忘れる以外にできることはないですよね。」



この方の気持ちが分かって私も胸が痛いです。

もちろん私もわざわざ辛かった過去を思い出してまで、いたずらに発信するなんてことはありません。

私は、幼少の時からエホバの証人(以下JW)の子として育ってきましたが、15歳の時にこのJWの組織や教理に疑問を感じて反発を繰り返し、16歳の時に脱会しました。

脱会してからもう数十年が経ちました。先にトラウマや傷を癒してきた者として、今苦しんだり悩んだりしている誰かの力になりたくて、またこれ以上カルトの被害者を増やしたくなくて、自分にできることを考えました。
その結果、自分の体験をこうしてブログに書いたり、動画にアップしたりすることにしました。

ずいぶん前になりますが、私もある人の体験を読んで、すごく力をもらったこともあります。
それは以前大変なベストセラーになったアメリカのある少年の実話でした。
その方はもちろんJWではないけど、母親から考えられないような虐待を受けながら生きてきて、大人になった今、同じように虐待に苦しんでいる子どもたちを助ける活動をされてる方の自伝です。

だから今度は私が私の体験を語ることで、少しでもそれが力になってくれる人が居たら・・・と思って、この特殊な自分の体験を語ることにしました。

質問者さんが書いてらっしゃるように、思い出したくない方もいらっしゃることだと思います。

私はこのブログでも、YouTubeでも、発信するものは全て、そのタイトルやサムネに「エホバの証人」とか「JW」とか「カルト」とか「宗教」とか・・・ぱっと見ただけで、できるだけ内容が分かるように、分かりやすく発信するよう心がけてます。
なので、見たくない方は見なければいい。
今、この情報が必要な方に、必要なタイミングで届くように願ってます。


YouTube動画でこの質問に答えてますので、興味のある方はどうぞご覧ください。
↓↓

https://youtu.be/Cqv-mYxbha8



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